ケイトリン・ミリテロ
編集:アロン・ホロウィッツ
3月15日にMSNBCがピーナッツアレルギーについて驚きの情報を発表した。デューク大学医療センターとアーカンソー小児病院の新しい治療のおかげで29人の子供がアレルギー反応を起きずにピーナッツを食べることができた。治療は「経口脱感作」(けいこうだっかんさ、oral desensitization)と呼ばれ、食物アレルゲンを少しずつ経口投与することによって免疫寛容を上げる方法である。
医療研究がまだ必要だが、その29人の内5人の子供はアレルギーが完全に治ったようだ。アメリカのピーナッツアレルギーの患者の180万人にとっては、人生が変わりうる情報である。毎年アメリカでは、200人はピーナッツアレルギーによって死亡し、後3万人は救急治療室に運ばれる。
メドラインプラス医療事典によると、食べ物不耐性の患者は多い(乳製品がうまく消化 できない「乳糖不耐症」は厳密にはアレルギーではない)。しかし、食物アレルギーはもっと珍しく、花粉症と同じように抗ヒスタミンと抗体を発する。重度のピーナッツアレルギーはアナフィラキシーショックを起こす恐れがあり、患者も多いため、ピーナッツは一番危ないアレルゲンの内に入る。
色々な統計の内、アメリカのFDAによるとアメリカ人の1.5%、つまり400万人は食物アレルギーにかかっており、国立国会図書館によると日本には1~2%、つまり150万人は患者である。
数年前から、普通のアレルギーの患者は抗ヒスタミン薬を飲んだり、アレルギー注射を受ることも出来たが、重度ピーナッツアレルギーの患者は治療法がなかった。この新しい治療でアレルギー注射のように少しだけのアレルゲンが体内に入ることによって、免疫寛容を上げながらピーナッツの量も増やす。これによって、いままでピーナッツが食べられなかった子供が無反応で食べることができるようになる。
しかし、この治療はアレルギー注射とはいくつかの違いがある。アレルギー注射は腕に注射することに対し、ピーナッツ経口脱感作治療を受ける人は、最初は、非常に少量の粉末ピーナッツを毎日食べる。しかも、アレルギー注射では免疫寛容を上げることしかあり得ないが、ピーナッツの経口脱感作治療はアレルギー自体を直す可能性がある。
しかし、注意点は、この治療は医師から直接受けなければならなくて、ピーナッツアレルギーの患者にとってはまだ危険性がある。もっと安全で全員が使用できる方法を研究すべきだが、それには時間がかかる。
だが、デューク大学医療のアレルギー部長は「私達は経口脱感作治療を受けた子供たちはピーナッツアレルギーが完全に直った自信がある」と述べた。つまり、今のところは、ピーナッツアレルギーの患者は、デュークの医者のように希望を持つべきだ。
参考:食物アレルギー持つ子供の給食は?



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